冬冷えに苔生す谷間の公園

こんにちは、鼓太郎です。この前に小夏がのせた記事の公園は、東京片田舎の丘陵地帯の谷の部分にあります。谷っていっても、周りに比べて少し凹んだ程度なんですけど。でも地名としては、確かに○○谷となってます。実際に公園の中には、木がうっそうとしていて陽当たりにあまり良くないところや、少し空気が淀んだようなところもあります。


でも、自然に近い感じの公園が街中にあるのは、僕としては有難いことです。何たって、柴犬は山が似合うんです。

この公園の陽あたりの悪い所(でも薄暗いとかいう嫌な雰囲気とは違います)で、結構な広さの地面が苔に覆われています。緑色の絨毯みたいで、踏みしめるとふわふわしています。何年か前(多分2年くらい前かなぁ)に、ここで撮った写真をお家では年賀状に使いました。

緑の苔の上に紅葉の葉っぱが散っていて、良い感じです。紅葉の葉っぱの形がはっきりと写っていて、お星様みたいですよね。赤と苔の緑がきれいなコントラストになっています。へたくそ写真家のおとうさんにしては、上出来の部類です。これで、僕と小夏がいい感じで笑ってれば良いのですが、そう上手くは行きません。

これはこの間、この公園へ行ったときの写真です。冬の陽射しがきれいなんですが、ものすごく寒かった。その分、苔もきれいに見えました(写真ではわかんない?)。

そんな苔を僕は一歩一歩踏みしめて歩きます。老犬よ、おまえは何を想う。

「冬の陽に 苔生す道を 歩む柴犬かな」、なんてね。

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