踏切、線路、旅

こんにちは、小夏です。良く通る散歩道に、踏切があります。あたしは、踏切が好きなんです。「カンカンカン」という警報音に続いて、「ゴーッ」と列車が通る音。ちょっと驚いて飛び退いちゃいますけど。


遮断機が上がり踏切を渡るときに、長く伸びた線路の先に列車が小さくなって行きます。

あたしも列車に乗って遠いところへ行ってみたい。でもゲージ(バッグ)に入らないと乗れないんですよね。それはいやだなぁ。列車にのって、あっちの窓、こっちの窓を自由に覗きこめるのがいい。無理なこととはわかってますけどね。
なので、どこかに旅するならお家の車しかないんです。でも、あたし車にあまり長い時間乗るのは得意じゃないんです。車に酔ったことはないのですが、すぐに飽きちゃうんです。窓から外を眺めてるのは好きなんですが、おかあさんの膝の上に乗らないと外が見えない。

でも、ちょっと体重があるので、いつまでも乗っかっていると、おかあさん足が痺れてくるみたいで、追い払われてしまいます。鼓太郎は、車に乗って少しすると目的地まで寝始めるんで長距離ドライブに向いてるみたいです。鼓太郎は、子供の時に北海道まで車で行ってるしね。だからあたしは、鼓太郎みたいに遠くまで行ったことがないんです(おとうさんが年とって長距離ドライブできなくなってきてることも理由ですけど)。

いつか遠くまで旅できることを想いながら、とりあえず今はうたた寝しようっと。

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