LEAD 分析構造

リーダーシップの特徴をわかりやすく、納得感ある構造で分析

LEADは、リーダーの特徴的な行動を四つのAREA(領域)と8つのリーダーシップ行動から捉え、対象者の現在の特徴を明らかにしていきます。

AREA 01 
「仕事」を重視し、短期的インパクトを与える具体的な行動
AREA 02            
「人材」を重視し、短期的インパクトを与える具体的な行動
AREA 03            
「人材」を重視し、長期的インパクトを与える概念的な行動
AREA 04            
「仕事」を重視し、長期的インパクトを与える概念的な行動

この4つのAREAは、リーダーが抱える環境や組織状態を示すことになります。

そして、それぞれのAREA(環境)には、そのAREAにおいて高い効果が期待できる行動タイプが各2つずつ含まれています。

1. 指揮管理
明確な指示命令と管理が、部門の業績、機能、秩序を拡大強化する
2. 自立要求
自らの規範的な仕事ぶりが、部下の自立を促し高い成果実現を生む
3. 関係調和
部下との良好な関係性が、部門の雰囲気を良くし仕事を円滑に進める
4. 認知報酬
部下の成果や長所を正しく評価することが、部下の意欲や自信を高め部門の業績を向上させる
5. 育成支援
部下一人ひとりの成長が、一段上の優れた成果、部門のパフォーマンス向上の源泉となる

6. 合意形成
より多くの部下の合意を引き出すことが、部門のモチベーション、パフォーマンスを高める

7. 権限委譲
部下への適切な権限と責任の付与が、部下の前向きで自立的な行動を加速する
8. 未来創造
部下と組織の幸福を約束する未来、ビジョンを描き出し、その実現へ向け部下の力を結集させる

リーダーシップ行動に、正解不正解はありません。いずれもリーダーシップ発揮の上で必要かつ有効な行動です。

効果を生むかどうかは、リーダーが直面する環境や場面の中で選択し発揮したリーダーシップ行動が適切か、状況に合った行動か、という点に帰結します。

 


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