寝姿百景その96 春の陽射しの入る窓辺で心地よい時間

こんにちは、小夏です。あたしのお昼寝場所はたくさんあるんだけど、暴れない時はベランダに続く窓の前。冬の間は、この窓辺で寝ているとどうしても窓越しに冷気が迫り寒いんだけど、今は春の陽射しでぽっかぽっかでうたた寝にもってこいです。いや陽射しが強い時は、だいぶ暑くなっちゃう。


今日も朝から、いえ夜中から騒ぎまくって疲れたこともあり、熟睡してます。それにしても春の陽射しを受けてのお昼寝は気持ちがいい。寝るつもりなくゴロンとしててもいつの間にか瞼が落ちてしまいます。無理に起きてる必要もなく、身体の生理的な欲求に抗うことなく寝ればいいだけ。家犬の特権だ。

陽射しが強いので耳が透けて見える。あたしの耳は肉厚らしいんだけど、それでも陽の光で透けて見える。これだけ、陽射しがしっかりしていると虫干し効果もある。虫は付いちゃいないけど、少し体臭が出ているから、消臭効果を期待です。

明るい日の光の中だと、手足が貧相になって黒ずんでるのがよくわかる。なんか枯れ枝みたいな手足になっちゃってる。筋張ってるところが毛が薄いのか赤黒くなってて、あんまり見栄えが良くない。昔は足も赤柴色の毛がみっちり生えてて、先っぽがきれいな白足袋を履いていたんだけどね。この筋張った枯れ枝みたいな足は、長年生き抜いてきた勲章みたいなものか。

顔もずいぶんとげっそりしちゃってる。食べてもあんまりお肉は戻ってこないし、最近は食べられる量も随分と減ったからね。昔のあたしを知っている人は落差の大きさに驚くよね。ピーク体重からとうとうマイナス10Kgになっちゃった。

明るい日差しの中で動かずにじっと寝ていると、いろいろとアラが目立っちゃう。それでも明るい日差しの中でまどろんでると、ゆったりした気分になる。最近は夜中に暴れて寝不足気味だから、今はここでゆっくり休息しよう。そして、体力を回復させておいて、また夜中に暴れるのかな。

 

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