春遠からじ

こんにちは、小夏です。日一日と道路が広くなってきました。もともとお家の周辺の歩道は異常と思えるくらいに広かったけど、冬になるとこれまた異常に狭くなってた。もちろん雪のせいだけど、人がすれ違うのも大変だし、ましてやあたしがぐるぐる旋回するなんてトンデモナイことだった。


今じゃ、雪が減ったから大威張りで旋回できる。威張るようなことじゃないか。でもくるくるしてても通行する人の邪魔にはならなくなってきた。うん、春になるとこうしたことも利点だ。

まん防も明けたし、雪も減り、気温もあがり、卒業入学シーズンだし、いよいよ春が来そう。春遠からじ。いや、もう春になってるのかな。もう少し、風景に色がついてこないと、春の気分にはならないよね。

雪国では、雪解け水と日差しで春を感じんだと、おとうさんは言うけど、あたしは今一つピンとこない。

桜の花でも見れれば、春気分になれるけど、まだ札幌の片田舎はモノトーン。

近所の公園の中にもまだまだ入れそうにない。もう少し待とう。

週間天気予報を見てたおとうさんが、「おおっ、これから一週間は最低気温でも氷点下になる日がないぞ」と喜んでた。0℃と-1℃の違いなんじゃないの?それでも、これからの一週間で雪はどんどんと消えていくはず。

春の匂いがしたような気がする。

 

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