こんにちは、小夏です。おかあさんとお散歩している時、おかあさんが「小夏、てかてかのお花がきれいだね」という。んー、てかてかの花?てかてかしたオイリーな花なんてないよ。「ほらほら、ここの花壇に一杯、咲いてるよ」。きれいだけど、てかてかしてないと思うけど・・・。
「そっちの歩道の所にも少し咲いてるよ。種が飛んで、根をおろしたのかな。そっちだったら、小夏も良く見えるんじゃない?」
確かに、花壇はあたしの目線よりも上だから、良く見えません。近づいて眺める。匂いを嗅ぐのが先だけど。
よくよくみると、確かに花びらの表面がつるんとして、てかてか、ぴかぴかしてるようにも見える。
よく見かける園芸の花だけど、てかてかには気づかなかった。
このお花、結構長い期間咲いてるイメージだけど、やっぱり今頃が盛りの時期なのかな。でも何て言う花なんだろ。
松葉ボタンみたいなような、違うような。おかあさん、スマホで調べる。「マツバギク(松葉菊)っていうみたい。葉っぱの感じが松葉みたいだからかな?」
5月は花の月。例年だと色々に咲き誇る花を楽しめるけど、今年は、気づけばいつの間にか盛りを過ぎて終わってる花が多い。やっぱり外出時間がすくないせいかな。
まぁ、その分、いつもだったら見落としている花にも関心が向かうから良しとしときましょう。
いつの間にか、ツツジの花は終わり、ぽつぽつと紫陽花の花が咲き始めている。人間はコロナに振り回されてたけど、花は着実に変わらぬリズムを刻んでるね。
「小夏、来週でもそろそろ狂犬病の予防注射とフィラリア検査にいかないと駄目だね」。
あ、そういう嫌なものも、着実に変わらぬリズムでやってくるのね・・・。
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