ベロ(舌)の力が弱くなったのを実感

こんにちは、小夏です。おとうさんによる鼓太郎やあたしの老化チェック方法の一つに舌の力を診ることがあります。ワン族は、お水やご飯を舌ですくい上げるんだけど、なんでもそのすくい上げ方が、年を取るとへたくそになるらしい。前にも言われたんだけど、ふ~ん、と聞き流してた。


でも、ちょっとそれを実感する出来事が。連休の最終日、気温も低かったのでわが家の夕食はお鍋になりました。あたし、お鍋も好きだけど(中に入る肉か魚だけ、あ、おでん種もすきです)、そのお鍋の〆の雑炊も大好きなんです。

やっぱり日本犬だから、お米好きだし、いいダシがでてるし。上に掛かる溶きたまごも好き。

この時も、最後の締めで雑炊になって、あたしにもちゃんと取り分けてくれました。雑炊の難点は、なかなか冷めないこと。おとうさんとおかあさんが、ばくばく食べてるのを横目に、あたしは自分の雑炊が冷えるのを待ちます。

猫舌じゃないから、多少、熱くても大丈夫なんだけどなぁ。

ようやく、ゴーサインが出た。いただきまーす。

ばくばくたべるんだけど、ん、あれ、変だな・・・。口の中に、上手いこと雑炊が運ばれてこない。初めの方は快調だったんだけど、お皿の底に雑炊のお米がへばりついちゃって、上手く舌ですくえません。今まで、器用にお皿がピカピカになるまでなめ上げていたんだけど、これはどうしたことか?

そんなあたしを見て、おとうさんが「小夏、上手く食べれないのか?」と言いながら、手でお皿の雑炊をすくって、あたしに食べさせてくれた。うん、これなら食べやすいよ。でも、このおとうさんが手ですくって食べる風景、以前、見た記憶がある。

オヤツを食べるときも、ぽろぽろとこぼすようになった。でもこれは、舌とは無関係だよね。

そうだ、鼓太郎の晩年だ。同じように、おとうさんに手ですくってもらって食べてた。それと同じ風景です。

なんだろ、あたしの舌の機能が衰えたのかな。いや、雑炊を冷ましている間に、ご飯がふやけてお皿にこびりついたせいに違いない。

と無理やり納得させていたら、おとうさんが「小夏も舌の力が弱くなっちゃったね。お皿にひっつく柔らかい食べ物は、逆に食べにくそうだ。これからは、かりかりのドライフードだけにしようか」と不穏な発言をする。

ドライフードだけだと寂しい食生活になる。上手く食べれないときは、手ですくってもらおう。

しかし、舌が老化(筋力低下)するとは思ってなかった。昔、鼓太郎のこと馬鹿にしたけど、ゴメン、今になってわかりました。

 

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