ただいま!無事、帰還!

動物病院の前から見上げた9月6日の青空。台風と地震と大きな災害が続いたのに、小夏の手術も続いたのに、それでも秋晴れの空。

こんにちは、小夏です。死の淵から無事、帰還しました!ん、だいぶ大げさですね。術後も順調に、元気に退院できました。

あたしのことを気にかけて、ここ数日、毎日ブログを覗きに来てくれたたくさんのみなさん、有難うございます!あたしは、元気に戻ってきました。

あたしが入院している間に、日本列島を襲った台風と北海道の地震。元凶は過ぎ去ったけど、その後が大変です。被災地の方、被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。

 

昨日の午前11時頃、「小夏ちゃん、お迎えが来たよー」と看護師さんの声で、病室(ゲージ)の中から、元気に飛び出します。手術で切ったところの痛みも殆どない。いつも室内フリーで歩き回ってるので、ゲージ生活は苦手です。早く、狭いながらも、どこへでも行けるフリーのお家に帰りたい。


あ、ドアの向こうでおとうさんとおかあさんの声がする。先生と話ししてるんだね。

「小夏、ご飯はちゃんと食べてましたか?」とおかあさん。
「ドライフードと缶詰を出したんですが、ドライフードは一粒も食べませんでした。缶詰だけは、残さずきれいに食べてましたね」と先生。
「やっぱり・・・」、納得するおとうさんとおかあさん。
「ご飯よりも、外に出たがって大変でした」。

そんなどうでも良いこと話してるんだったら早く帰ろ!

とドアを押し開けて飛び出します。あたしが、何時もよりも元気なくらいだったので、おとうさんもおかあさんもビックリしてた。

さ、帰るよー。帰って何か食べよう。と出口の方へ引っ張ります。

「いや、小夏、まだ支払いが済んでないし。小夏も、ちゃんと先生にお礼言わないと駄目でしょう」。

うん、ありがとう。来週、抜糸に来るから、その時にちゃんとお礼を言うからね。

で、一路お家を目指します。

あたしが、病室から飛び出してくる前に、目の前に摘出したあたしの子宮と卵巣を前におとうさんおかあさんが先生から説明を聞いたそうです。流石に、おとうさん写真撮らなかったらしい・・・。ちょっと見たかったかな?

で聞いた内容は、大体、こんな感じだったそうです。

・手術は順調に済みました。麻酔も早く抜け、術後の各数値も正常で問題ありません。
・手術は、避妊手術の延長(+アルファの処置)のような感じ済みました。
・予想していた子宮蓄膿症は、たまっている膿の量はそれほどでもなく全身に膿が回っている危険はない。
・ただ、子宮よりも卵巣の方に問題が。卵巣腫瘍ではないが、かなり肥大化していました。同時に、子宮に到達していない卵子が、途中の管(卵管?)などにいくつも滞留していて、これが問題だった。放置していると危険度が高かった。
・このタイミングでの手術は、年齢を考えると微妙でしたが、結果的に踏み切って良かった。
・術後の経過は良好で、元気すぎるくらい

お家に到着!わずかな時間だけど、お家を空けたので、あたしはあちこちせわしなくチェック。いつもよりも動きが激しくて、カメラのフレームからすぐ飛び出すので、ろくな写真ないです。でも、それだけ元気なのは有り難いことだと思ったおとうさん、途中で写真撮るの止めちゃいました。

そうだよね、これからまた毎日、好きなだけ写真とれるから今は無理に撮らなくて良いでしょう?

家中の確認が終わると、ちょっと疲れました。いつもの定位置のテーブル下に潜り込み、寝始めます。病院じゃ、実はあんまり寝てないんだ。眠いけど、お家に帰れた喜びで興奮してただけ。落ち着いたら急に睡魔が襲ってきた。

眠りにつく態勢になるときに、すこしだけお腹の傷が気になっちゃいます。あたしは、腹ばいうつぶせになって眠りにつくことが多いのだけど、床の上にうつ伏せになる時に、お腹の傷が擦れそうで上手くいきません。そろそろと体を沈めて行っても、お腹を床に付けれない。上半身だけうつ伏せで床について、お腹の傷のある下半身が浮き上がったままです。うーん、この態勢のままじゃ寝れないね。

色々試して、お尻から着地して横向きに寝そべるのが暫くの間は無難みたいです。横になると、すぐにすうすう寝始める。ちょっと、眠りが浅いみたいで、目は開きやすかった。病院にいた間、軽い警戒モードが続いてたせいかな。

一応、お腹の傷、手術の痕です。お腹の毛をそられて、まだ抜糸が済んでいないのでちょっと痛々しい。でも、意外に傷跡は小さい。もっと長い傷跡になるかと思ってました。

今回の手術の時に、おかあさんが先生に「可能だったら、歯石の除去もお願いします」と言ってた。全身麻酔をしない歯石除去も最近はあるそうだけど、この病院では全身麻酔をする方法だけ。おとうさんもおかあさんも、あたしに全身麻酔をかけるのは今回が最後と思ってるようで、おかあさんの「歯石除去」のお願いになりました。

先生は、「手術の時にお腹を開けたときの状態次第。状態が悪ければ、歯石除去までの猶予がない」と返事してました。結果的に、歯石除去もしてもらえました。つまり、これも手術が順調に終わったっていう証拠、安心材料と理解しています。

 

元気にお家に戻ったあたしですが、だんだん緊張が解け、ハイテンションモードもすぎると、疲れを感じてきました。お散歩へはいきましたけど、その後はお休みモード。いつもより早い時間に、夜の深い眠りにつきました。

あんまり、あたしが良く寝るので、おとうさん、あたしのお腹の動きをみて生存確認をしてた。

 

また、明日から変わらない日が永く続けばと夢見てたみたいです。平均寿命の15才、鼓太郎の寿命の15年9ヶ月をはるかに越えて、元気にこれからの日々を楽しむことを目標にしよう。

 

あ、あたしのこと気にして帰って来てくれた鼓太郎ですが、あたしが寝てる間にお空に戻っていきました。来てくれると思ってなかったから、ありがとうね。

 

↓ 気にかけていただいたみなさん、家族に感謝しながら参加中!

にほんブログ村 犬ブログ 柴犬へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

“ただいま!無事、帰還!” への2件の返信

  1. 小夏ちゃん無事退院おめでとう🎉🎉🎉
    鼓太郎君以上に長生きしてね。
    歯石取りも出来てラッキーでした✌️
    良かった良かった👍

    1. mieさん、ありがとうございます。
      手術自体は難しいものではなかったそうですが、小夏の年齢を考えると、
      特に問題なく済んだのは、やはりラッキーでした。
      年齢の割には元気なのか?
      歯石は、鼓太郎が最後の頃、歯石から歯槽膿漏、歯茎腫れあがり口の中をふさぎものが食べれなくなったことから、小夏の歯石もずっと気になってました。
      ただ全身麻酔が怖くて今まで避けてましたが、今回、取ることができてラッキーでした。

コメントを残す