誰が名付けたか天使の羽

2008年12月 左:小夏 右:鼓太郎 なぜか擦り寄る小夏に、鼓太郎は緊張して顔がこわばる。

多くの柴犬は、背中側から見て肩口に白っぽい色の薄い帯状の毛が生えています。ちょうど肩甲骨のあたりです。これが天使の羽根です。正式な呼称ではないと思いますが、きっと柴犬のことを大好きな人が考え出して、呼び始め、それがあっという間に広がったんだと思います。

こういうことが思いつく人は本当にすごいと思います。想像力が豊かということもあるのでしょうが、きっと柴犬への深い愛情の産物なんでしょうね。私には思いつかない、絶対に無理です。天使の羽根という言葉を知らなかった頃も、鼓太郎の背中を見ながら、「背中でも、色合いの違う白っぽいところもあるんだ、なるほど」で終わってました。


小夏を迎えた時、子犬から成犬になる頃に、小夏にも天使の羽根があることに気付き、他の柴犬も観察するとやはり天使の羽根が。それでようやく、柴犬全般に共通した特徴と理解しました。当時、見ていた本やネットでは、天使の羽根と言う言葉はなかったと思います。その後だいぶたってから、ネットで目にするようになりました。もちろん、被毛の色は成長や時々の状況で変化するので、天使の羽根が良く見える時期もあれば、目立たない時期もあります。

小夏2008年10月 前足の付け根から背中に伸びる白っぽい毛が「天使の羽根」。

どうしてこの部分の毛の色が違うのかは調べてもわかりませんでした。素人発想で、肩口のよく動く部分なので、筋肉の付き方や脂肪の量が違ってたりのせいかとも考えましたが、何が正解は未だにわかりません。

理由はともかく、この天使の羽根という呼び方は気に入っています。何故か、ほんわかと幸せな気持ちになれます。幸せを運んで家にやって来た天使なのかもしれません。たとえ、やんちゃで手のかかる悪魔時代があるにせよ・・・。

柴犬と暮らしている方、お家の柴にも天使の羽根ありますよね?赤柴、黒柴、ゴマ柴はみんな天使の羽根があると思います。白柴は?色としては識別することは難しい・・・、でも、ちゃんとあるはずです。

柴犬と暮らしていない方も、今度、柴犬を見かけたら背中に生えてる天使の羽根に注目してみてください。少し幸せを分けてくれるかもしれません。

 


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